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今の連続

気づいたこと、起きたこと、日々のメモ。 千葉と新宿でロルフィング®を行っています。
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八月に生まれる子供 by 大島弓子

2014.02.19 (Wed)02:31:18 Category : 本・漫画・映画

ふと思い出して、大島弓子の漫画を久しぶりに、本当に久しぶりに読んでいます。猫マンガではない最新作って何だっけ...?と、一瞬考えた後に単行本「ロストハウス」を手に取りました。1995年って、もう20年近く前になるんですね(汗)。

実は発売当時も、その後何度か再読したときも、この単行本に収録されている作品群はあまり好きではありませんでした。「クレイジーガーデン」以外、全ての読後感に、希望や救済よりも辛さ、苦さ、(あまり嬉しくはない)ひっかかりのほうが勝ってしまい、何かをこらえる必要があったからです。

今回初めて、以前とは違った読後感を味わっています。とくに「八月に生まれる子供」について。冒頭のモノローグに「わたしは わたしの王女様である」「そして その民である」とありました。以前はなんのことか意味がわからなかったけれど、心身のこと、もしくは思考と身体のこと、中枢と末端、その両方ともが私、というふうに捉えました。

「自分のことも人のこともわからなくなって、植物人間状態になったら、安楽死を乞い願う」と書いた後日、新たに「前言撤回、もしも私が異常をきたし、死にたいとわめいても、心臓が力つきて止まるまで、その命をたすけてください」と書き直された手紙。

昨年、祖母が死んでから(正確には認知症が進んでから)、ずっとひっかかっていたことでもありました。生きようとする/やめようとする意志は私のものです。そして、停止しない心臓も私のものです。

心臓が力つきて止まるまで、その命は助かっていい。生きようとする身体に生かされることに大きくYESと言う作品。すごいです。この、暢気さのかけらもない大きな肯定はどこから湧いてくるんでしょう。

祖母は入院してから辛そうに見えることのほうが多かったけれど、私としては生きていてほしかった。そう願うのは、祖母にとっては迷惑なのかもしれないとも思いつつ。でも「書き直された手紙」は、祖母のなかにもあったかもしれない。そのことに私が救われてしまったということです。

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ロルフムーブメントWS終了しました

2014.02.18 (Tue)16:09:59 Category : 身体

先週の今日(時が経つのは速い!)、単位認定のための最後のロルフムーブメントWSが終了しました。先週のうちに認定申請を済ませたので、諸処手続を経たのちにロルフムーブメントプラクティショナーとして認定される予定です。

3年ほど前にロルフインスティチュートの方針により、ロルフムーブメントプラクティショナーとしての認定方法が変わりました。新基準になってからのプラクティショナーは、日本だけでなく、本国米国も含めてまだ誕生していないそうなので、第1号のうちの1人になる予定です。

新基準になってから、単純に言うと認定されるまでの時間が倍近くかかるようになりました(従来は18単位=18日間要、現在は30単位=30日間要)。その分、身についていることも倍近かったら良いのですが。

WS中に学んだことは毎度ながら興味深く、「うわ〜」と思う新発見も、「改めて、やっぱりそうなんだな〜」と思う再発見もありました。個人的には、長年ああだこうだと取り組んでいる「右半身の縮み癖」が、「=ねじれ癖」だと気づけたことと、それを解く鍵に気づけたのが大きい出来事でもありました。

人はいかに、伸びをしようとしながら同時にブレーキをかけていて、そのブレーキによる抵抗で「伸びてる感」を得ているか(=無駄な、不要な力を使って疲れているか)、ということに改めて愕然としつつ、不要なブレーキに気がついて外して行くのは、なんて清々しいことだろうというのも味わっていました。

大雪の中〜ムーブメントWS

2014.02.09 (Sun)00:55:44 Category : 身体

朝は何のことなく辿り着きましたが、帰りは大変。恵比寿から千葉まで5時間半かけて帰宅しました(汗)。雪をなめたらダメですね。

今回のテーマは「コアの安定性と水平性の確立〜Core stability and Horizontality - integration of presacral space and pelvic joints」で、本日(もう昨日か)は骨盤内外への働きかけを主に行ったわけですが、骨盤周辺の可動域が増し、その内へ内蔵が収まる感覚が大きくありました。

そ、れ、が、最寄り駅から自宅までのたっぷり積もった雪道にピッタリだったんですね。もう人も車もあまり通ってなくて、積もるがままの深い雪をサックリサックリ歩いていたのですが、股関節のサスペンションがものすごく効いて脚がとられず、安定して進んで行けました。

ようやく夕飯を済ませたので、これから風呂に入って就寝です。明日(もう今日)はWS2日目。朝の電車がちゃんと動きますように!

立春は雪!

2014.02.05 (Wed)01:52:34 Category : 生活

一昨日の節分には、セッションルームでも夜にひっそりと豆まきをしました。旧暦でも新年を迎え、立春を過ぎました。節目ですね。たまたま昨日今日は、予約がポッカリ空いた休日でもあります。

そんなわけで、そろそろ本格的に今年の目標を自分に質さないと!と、雪のなか、千葉神社へ初詣に行ってきました。久しぶりに自転車ではなく徒歩で千葉の街中を散策しましたが、下ろしたてのNewブーツ(*)のおかげか、寒さを感じることもなく。雪が降るのを眺めながら歩く道は、いつもの道ながら目に新鮮に映ります。

今日は晴の予報です。夜が明けたら、再びご近所散策を企てています。

*ついにpotaのブーツを入手しました。まだ少々足が入りにくいものの、歩きやすさと温かさ、軽さは抜群です。入院中のスリッポン(オールソール交換&アッパー補修)に代わって、初夏くらいまで活躍してくれるかな。




クライアントの皆様に育てられています

2014.01.20 (Mon)01:03:32 Category : 身体

クライアントさんのお身体について考えたり、ご希望に沿うようにするにはどうしたら良いか考えたりを、日々繰り返しています。どうしたらそうなるかな〜と自分の身体であれこれ試したりもします。

多くの方々に共通するような悩みもありますが、その方独自のリクエストもあります。それは私の知らない世界だったり、やったことのない動きだったりで、試行錯誤するのが楽しいです。そしてワークが上手い具合にハマると嬉しいですし、ついでに自分の身体の開発にもなってしまいます。

セッション前のカウンセリング時、ロルフィングを受けて「こうなりたい」というご希望を、ぜひお聞かせいただきたいです(もちろん、明らかに私の手に余る場合は、別のロルファーなり、別のメソッドなりをご提案させていただきますので)。


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プロフィール
名前:
植草清美
性別:
女性
自己紹介:
The Rolf Institute®公認ロルファー。千葉と新宿でロルフィングのセッションを行っています。屋号の「花鳥風月」は、私自身の心地よさの象徴で、本当は「+海」と付け加えたい南国好き。ミーハー魂にあふれています。
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