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今の連続

気づいたこと、起きたこと、日々のメモ。 千葉と新宿でロルフィング®を行っています。
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2024.05.14 (Tue)11:06:59 Category : 

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上顎洞炎

2014.12.16 (Tue)20:10:59 Category : 身体

副鼻腔炎のひとつで、俗に蓄膿とも言われます。二年前に初めてなってから、年に1~2回程度起きていたのですが、今回はついに耐えられない痛さとなり、耳鼻科を受診しました。

一目瞭然ということでレントゲン写真は撮らず、上顎洞に溜まった膿を吸引し、薬を塗ったガーゼを詰め、念のためカメラで内部を確認。ほとんどの人は1週間程度服薬して治るそうですが、私はもしかしたら1〜2割程度の「すぐには治らない人」かもしれないそうです。。鼻炎とアレルギーの賜物ですね(汗)。

そして、これは少々根深い?と思うのは、右手中指のバネ指もどきと、右足首周辺もこの炎症にダイレクトに影響があって、そこはとても、なんとかしたいところでもあるのです。

しかし、医師の技術?手さばき?の鮮やかさには驚きました。鼻の穴、あの微妙な狭いスペースに、ガーゼやら管やらカメラやらを突っ込むのですが、ササッとスピーディーで痛くない!すごい!感激した!とさえ言っていいかも。

結局、4種類の内服薬&1種の外用薬を処方されたのですが、、薬自体もさることながら、この量!こんなの初めてです。すでに今晩分内服済ですが、変な感じ。鎮痛剤はほんと寒くなるから、普段なるべくとらないのですが、今回ばかりは飲みました。「我慢できない痛み」を久々に味わった感じ。服用後2時間、ようやく効いてきたようです。

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義肢の進化に驚いたのと、、、

2014.12.05 (Fri)22:49:24 Category : 身体



上の動画は英語のスピーチですが、下記リンクから日本語字幕スーパー入りのものを見ることができます。

ヒュー・ハー:
走り、登り、踊ることを可能にする新たなバイオニクス義肢


TED.com のサイトより:
" ヒュー・ハーは次世代のバイオニック義肢、自然にあるデザインをヒントに作られたロボティクスを駆使した義肢を作っています。ハーは30年前、両足を登山中の事故により失いました。現在MITメディアラボのバイオメカトロニクスグループを率いる彼は、専門的でもあり深くパーソナルでもあるトークの中で、驚くべきテクノロジーを紹介します。2013年のボストンマラソン爆破事件で左脚を失った社交ダンサーのエイドリアン・ハスレット=デービスが、このトークのために、事故後初めてのダンスをTEDステージで披露します。"

普段、動画は面倒で(汗)あまり見ることがないのですが、、こちらは約20分の長丁場ながら最後まで見続けてしまいました。滑らかで力強い動きが可能な進化した義肢と、その開発の過程の一部を垣間見ることができました。

私はセッション中、クライアントさんに、

「頭で考えて、分析して、解析して、コントロールしながら身体を動かすことが容易にできるなら、今頃ロボットの動きは、とっくに滑らかになっていますよ〜!(ですから)動かしたい方向だけ決めて、あとは身体のやりたいこと、身体の言い分にまかせたほうが、スムーズに、無駄な負荷をかけずに動けます〜。」

と、言うことがあるのですが、この義肢の進化を見て本当にビックリしました!こんなに滑らかな動きまでできるようになっているなんて...(クライミングやダンスも可能です!)。

開発者チームの知性と探求心、かかった(おそらく)膨大な時間や試行錯誤に、ものすごい敬意を表す(なんだかこの表現じゃ軽すぎるのですが)のと同時に、それだけのものを費やして、ようやく再現できる「もともとある身体の機能」の凄さを改めて見せつけられました。

「足/脚がある」ということは、これだけの膨大な情報量を、瞬時に、適切に作動させることが、「元々」できるということです。

ものすごいな!私の身体!!

身体に生かされていることを、ときどきちゃんと思い出して、知っていよう、と、改めて肝に命じた次第です。

身体の持つ力

2014.11.28 (Fri)22:26:40 Category : 身体

基本的に、自分の身体感覚に従っていると、袋小路には、はまらない。身体がやりたいことは、(途中、なんだかんだあっても)注意深くついて行くなら、結局自分を痛めつけない。生き物は、生きるようにできてるなあと思う。

頭の中の妄想は、割と簡単に行き詰ることができる。というか、むしろ好んで袋小路に分け入ってみたりもする。それで、ものすごく辛い状態になることもできる。もしかしたら、それは(適切な言い方ではないかもしれないが)レジャーのひとつなのかもしれない。そんなときでも心臓は動いていて、血を巡らせているし、呼吸は止まらないし、内臓も各々の働きを営んでるし。

ただ、上記は平時において。身体が拘束されて痛めつけられたときは?妄想に助けられることもあるのかもしれない。でもそれは、レジャーとは言えないな、私は。だいたいいつも、身体の生命力に甘えさせてもらっています。


口からリーチ!ガッツあるな〜

2014.11.13 (Thu)00:04:41 Category : 身体

先週生まれた、我が家の文鳥夫妻の雛(初子)。結局孵化したのが一羽だけだったので、母子共々結構余裕でのんびり育雛&育っています。まだ丸裸ですがすくすく育っていて、週末には目が開きそうです。

両親文鳥はともに手乗りなので、人間にそれほど神経質にはならず、給餌中の様子をのぞき見してもまあ大丈夫なので、ときどきそ〜っとのぞいているのですが、雛の口からリーチが素晴らしくて、改めて感動しています(^^)。

まだ目も開かないので視覚は使ってないのですが、ちゃんと口から身体を伸ばして、親にご飯をねだるんですよね。そんな様子は、ロルフィングの仕事を始めるよりず〜〜〜っと前は、何気なく「可愛いなあ」と思っていただけなのですが、現在はやはり仕事柄(?)身体の動きに注目してしまいます。

身体のどこを固めることもなく、口が、口からの動きが、身体全体を連れていってます。脚はまだ踏ん張れないけれど胴体の重みがあるので、その重み(重力の作用ですね)と口からの伸びで、首がにゅ〜っと伸びて、もらった餌がどんどん「そのう」に溜まっていきます。ホント、内臓と直結しているよなあ!

人間も生まれたてのときはやはり、おっぱいを探す、口からの動きが最初。口で方向を探り始めます。「喉から手が出るほど」という表現がありますが、まさにそれ。喉の奥〜食道〜胃〜腸〜肛門まで、「お腹の底から」欲しいんですよね。"ガッツ"=内蔵、ガッツがある感じ!

大人になると、まあいろんなことがあって(笑)、視覚に頼りすぎたり、いろいろと抑制したり、面倒くさいことも多いのですが(文鳥も、成鳥はいろいろありますよ)、何かに対して、口を開けて、喉から手が出るかのように近づいていく〜口から対象にリーチして行ってみると、ガッツが湧く感じを思い出せるかもしれません。

動的感覚への扉を開く@朝日カルチャー新宿

2014.11.01 (Sat)22:57:40 Category : 身体

一昨日、 「動的感覚への扉を開く〜整体法とロルフィングの観点から〜」 という講座に参加してきました。

会場は満員御礼。3時間半があっという間でした。先生方のデモを見て、参加者同士で交換セッションをする。会場に行くまでの往路と、帰路につく復路で、身体の楽さが全く違っていて、改めて「セッション時のインプットは、もっともっと少なくていい」という戒め(?)にもなりました(笑)。

講師のお一人、田畑さんは、これまでにもいろいろ学ばせていただいている大先輩ロルファー。もうお一方は、気響会整体道場を主宰され、興味深い著書も多い、片山洋次郎先生。

講師のお二人に共通するのは、飄々としていること。「(片山先生おっしゃるところの)涼しいかんじ」がすること。強制も矯正もないこと。憧れます。「動的感覚」の、動くものの単位/大きさ(?)が、細かいほど、塊でないほど、隙間もあって、情報量も増えるけど、しなやかに変化に対応もできる、といったらいいのかな?

自分の身体で興味深かったのが、セッション中に顕著な変化を自覚せずとも、帰路〜帰宅後〜そして翌朝と、後になるほどじわじわと変化を実感したこと。つまり、セッション中に顕著な変化を自覚していなかったので、自分で続きの調整をしなかったけれど(わからないからできない)、身体はやっていたということ。

そして、皮膚の外側の環境への対応の変化。帰路の電車の中で隣の人が眠って寄りかかってきました。通常、私はそういうときイラッとして、肘でツンツンとその人を起こすのですが、そのときは、別にとりたてて優しい気持ちでは全然なかったし、寄りかかられていることに気づかなかったわけでもないのですが、「重たいほどでもないし、まあいっか」と、そのままにしておいたこと。そのことに、自分で軽〜く驚きつつ。

それでその日の片山先生のデモを思い出した。最初受け手に触れるけれど、ほとんどの時間は離れて、受け手を感じつつ、それに対する自分の反応のまま好きなように動く(できるだけ自分の身体全体のつながりをもってしなやかに)というもの。

受け手の周りでタコ踊りをしているような、お祭りの踊りのような、ライブ会場の客のような、間違えて部屋に入ってきた人が見たらちょっと怪しい光景に見えるよなあ、というような。ただ、高揚とは違ったもの。間にあるものが変わると人は(物も?)、気分だけでなく身体も変わる。熱狂で盛り上がる方向だけでなく。荒んでギスギスする方向だけでもなく。

「海の水に蓄えられた情報量は途方もない」というようなセリフが「海獣の子供/五十嵐大介」にあるのですが、それを実感する感じ。海の水だけでなく空気もだよなあ、とか、私の一息の積み重ねが環境に及ぼす影響とか。そんななかで「重力の作用は不変」というんだよな、とか。

そんなわけで、これまで知っているのとは異なる層(というのかな?)での変化のしかた、動きを感覚し始める予兆を得たような気がします。そして皮膚の外側の空間、環境への、もうちょっとはっきりした興味。あとからじわじわと心身に響く、頭で考えさせられることも多く、この先拡がりそうな隙間を見つけられたような経験でした(つまり、全然まとめられない、でもとりあえずメモは残しておきたい)。
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プロフィール
名前:
植草清美
性別:
女性
自己紹介:
The Rolf Institute®公認ロルファー。千葉と新宿でロルフィングのセッションを行っています。屋号の「花鳥風月」は、私自身の心地よさの象徴で、本当は「+海」と付け加えたい南国好き。ミーハー魂にあふれています。
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